客先常駐とプロパーの違いは渡してよい仕事の線
客先常駐とプロパーの違いは、席や入館証の色より先に、渡す仕事の側で決まっていました。常駐して働いていた側から見えていた差と、受け入れる会社の机で実際に行われていた仕分けを並べ、線が引かれていた四つの場所と、線の内側へ仕事が渡ってきた場面の共通点までを実務の側から整理します。
この働き方をあと10年続けられない
客先常駐とプロパーの違いは、席や入館証の色より先に、渡す仕事の側で決まっていました。常駐して働いていた側から見えていた差と、受け入れる会社の机で実際に行われていた仕分けを並べ、線が引かれていた四つの場所と、線の内側へ仕事が渡ってきた場面の共通点までを実務の側から整理します。
客先常駐で引き継ぎ資料が残らないのは、書く人の怠慢ではありませんでした。抜ける側の最後の二週間に起きていたことと、発注する側の机で残らないことが先に見積もられていた様子を並べ、実際に残ったものと消えたものの四つの型、手元へ残せる記録の作り方までを実務の側から整理します。
SESから自社開発へ移ると、仕事の中身より先に評価で数えられる単位が入れ替わります。常駐の側で数えていた時間と本数、製品を持つ側の会議で最初に出てくる数字を並べ、単位が変わったときに効かなくなる材料と効き始める材料、いまの席のまま数え直せる項目までを実務の側から整理します。
常駐先でついていけないと感じたとき、実際に問題になっていたのは理解の速さではなく、言い出すまでにかかった日数のほうでした。黙っていた側が頭の中で計算していたものと、早く聞きたかった受け入れ側の予定表を並べ、言えなかった理由を3つに分けたうえで、手が動いた言い方の形まで置きます。
客先常駐で通勤が遠い日にすり減っているのは体力だけではありませんでした。毎日引かれていく移動の時間は、こちらの一日からは確実に消えるのに、条件をやり取りする側の欄には一度も現れません。両側の紙を並べ、削れる四つと、手元で動かせる範囲を書き出します。
客先常駐の初日に決まっていたのは挨拶の出来ではなく、あとから聞ける相手が何人残ったかでした。常駐する側が前の晩に用意していく話す内容と、受け入れる側の机で最初の三十分に書き込まれていた欄を並べ、頼める相手が用件ごとに割れていた四つの区分と、初日のうちに書き取れる材料までを実務の側から整理します。
SESで案件が決まらない時間を作っていたのは腕前の評価ではなく、単価と条件を先に合わせる欄のほうでした。待たされている側で数えていたものと、条件表を埋める営業の側の手元にあった欄を照らし、合わせが止まる四つの場所と、こちらから動かせる範囲の見分け方までを実務の側から整理します。
常駐先を変えたいと伝えたあと、話が動くかどうかを決めていたのは希望の強さではなく、代わりに入れる人の当てがあるかどうかでした。伝える側で用意していた材料と、受け取る側の手元で先に開かれていた一覧を並べ、動きを決めていた四つの条件と、順番が後ろに回る出し方までを実務の側から整理します。
SESから元請けのSIerへ移って増えたのは工程の高さではなく、終わりまで引き受ける範囲のほうでした。常駐する側から見上げていた元請けの姿と、席に着いてから渡された仕事を照らし、幅が広がる四つの場面と、移る前に確かめられる項目を実務の側から並べ直します。
常駐先で何年も戦力として数えられていても、その会社の社員として席が用意されるかどうかは別の条件で動いていました。現場で毎日確かめられる実績と、採用の枠が空いているかどうかという条件を並べ、席が空くきっかけの四つと、待つ場所の決め方までを実務の側から書き出します。